○エンザロ村図書館(エンザロ・ドリームライブラリー)には、現在週6日自転車で通ってきてくれる司書がいます。名前は、ピーター・インブーカさん。
 ピーターさんは、時々レポートを送ってくれます。たとえば2008年3月のレポートには、3月中の利用者はのべ1519人。内訳は幼児464人、小学生426人、中学生320人、おとな309人とのこと。利用者の数はしだいに増えてきています。

○近くに図書館がないので、かなり遠くからも通ってくる人たちがいます。また前に診療所があるので、診察などに来た人が立ち寄ることも。お医者さんが病気の説明をするのに、絵入りの百科事典も便利に使われています。おとなは新聞を読むのが目当ての人も多いようです。


○現地での運営については、NGO「少年ケニヤの友」の岸田さん、キスム常駐の風間さん、ロバートさんたちが世話をしてくれています。

○ピーターさんは、面倒見がよくて、外でどろんこになって遊んで来た子がいると、手を洗うように言ったり、図書館のまわりに花を植えたり、とよく働いてくれています。

○図書の数は、開館当初の600冊から、今は1500冊以上に増えています。教科書は、大統領が替わって無償配布の立て前にはなったのですが、まだまだエンザロ村には教科書を持っていない子もいるので、図書館には教科書も入っています。

(2008年3月現在)

HOME